■■ジャンプやアニメ・漫画などの感想・考察■■

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今、一番絵の上手いマンガ家はだれか?

その手の質問があった際に、間違いなく名前が挙がるであろう井上雄彦。


彼の代表作は、ジャンプの黄金時代の一角を担ったスラムダンクです。

物語が進むにつれ、彼はその頭角を現していきました。

VS山王戦の最後のシーンにおいては

全くセリフがないにもかかわらず登場人物たちの会話が全て聞こえてくるようで

桜木と流川が激しいタッチを交わすシーンは、今思い出すだけでも胸を熱くさせる何かがあります。


スラムダンクの連載が終了した時点で、マンガの絵としては完成したと勝手に思っていたのですが

彼の絵は、現在連載中のバガボンドによって、さらなる進化を遂げつつあります。


我々がバガボンドという作品を読むに当たり、感謝しなければいけない人が少なくとも2人います。

1人は当然、この作品を生み出している井上雄彦です。

そしてもう1人は、というと

井上雄彦にバガボンドという作品を描かせた編集者です。

 『SLAM DUNK』が終わったあと、各誌の編集者が彼のもとを訪ね、うちで連載をやってくれと依頼した。あれだけの大ヒットを飛ばし、あれだけの魅力的な絵を描く旬の漫画家を、ほっておく編集者はいない。
 その中から井上がモーニングを選んだのには、理由がある。どこの編集者も、なんでも好きなものを描いてくれて構わないと連載を依頼するだけだったのに対し、ひとりモーニングの編集者だけが、具体的な企画を持っていったからだという。ぜひ、うちで吉川英治の宮本武蔵をやってほしい、と依頼したからだという。
引用:井上雄彦さんに『バガボンド』を描かせた編集者



この編集者が、どれほどの考えを持って井上雄彦に宮本武蔵を描かせようとしたのかは不明ですが

バガボンドはモーニングで連載開始となり、井上雄彦の更なる進化を促しているわけです。

小次郎と巨雲

彼が描くものは

・刹那

・肉体

・斬られれば死ぬという現実

筆を使うことで、これらをもっと高いレベルで追求ことが出来るかもしれない。

そういった想いで筆を多用し始め

徐々に筆を使う割合が増えていき、小次郎編(14巻)からは筆のみの執筆となったそうです。
参考:井上雄彦「バガボンド、最後の頂に向う旅」


さて

物語については多くの人がご存知かと思いますが

主人公の宮本武蔵が天下無双を求め、戦い続けるというのが大まかな流れです。


ある時点で武蔵は、現在天下無双と呼ばれている柳生石舟斉に夜討ちをかけますが・・・

寝ていた石舟斉に手も足も出ず、孫の手一本で防がれてしまいます。

天下無双
柳生石舟斉殿の大きさは 俺にはまだ計れませんでしたっ・・・!!


その武蔵に対して柳生石舟斉は

天下無双とは
天下無双とは
ただの言葉じゃ


武蔵はこの言葉をどう受け止めるのか。


また、武蔵と戦って敗れたものは

殺し合いの螺旋
殺し合いの螺旋から
俺は降りる


ある者は大きな傷を負い、ある者は死に

戦うことから開放されていきます。


この戦いの末に

宮本武蔵は

井上雄彦は

そしてバガボンドという作品は

一体何を見せてくれるのでしょうか。



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