■■ジャンプやアニメ・漫画などの感想・考察■■

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正直

このマンガについてのレビューは書くべきかどうか迷った。

何故なら自分が如何に文章をつづろうとも

このマンガの魅力の半分すら伝えられる自信が無いからだ。

完全に伝えるためには、全てのページをスキャンして載せる他には無いように思う。


しかしそれでも書きたくなってしまう魅力があり

この面白さをどうしても知って欲しいと思う。


さて・・・

マンガの要素というものは、大体以下の3つに分類できると自分は考えている。

1.ストーリー
2.キャラクター
3.絵

この3つである。

他にも感動や笑いなどといった情緒にかかわってくるものもあるが

それはストーリーということにしておいてください・・・


この昴というマンガは

ストーリーやキャラクターもさることながら、圧倒的に絵が凄い。

小奇麗にまとまっているのではなく、迫力が出るように崩すという画法。

1コマ1コマが動きと迫力に溢れている。


今回は10巻の中盤から始まる、ボレロの演技について取り上げてみた。


赤い円卓は真っ赤に焼けたフライパン。
踊ることをやめれば焼け死ぬ。
本人が望むと望まざるとにかかわらず、そこへ上がってしまったもののダンス。
死ぬまで逃れられぬ”運命”。


それが、この昴の踊るボレロのテーマ・・・




今まで昴とバレエを通じてつながりを持ってきた人たちが

彼らが昴に踊ることを強要するような。

そのようなイメージの中、昴は演技を開始する。


・・・小さい頃から昴は最高の目を持った観客の前で踊り続けてきた。

幼い頃病気になり、ほぼ植物状態となってしまった弟。

彼に自分の踊りを理解させられるように。

彼が自分の踊りを理解できなくなってしまったら、彼は死んでしまうのではないかという恐怖の中で・・・

昴は踊り続けてきた。


人間は通常、その限界能力の2割から3割しか使っていないという。
肉体も、精神も。
視床という脳の安定化装置が働いているからだという。
つまりオーバーパワーで自らを破壊しないようセーブしているのだ。

フロー ピークエクスペリエンス・・・
”ZONE”などという言葉がある。

なんらかの理由でその安全装置が解除された状態だ。
しかしそれは火事場のバカ力的な・・・
あくまで偶然的に起こる現象だ。

普通は・・・


しかし、昴は実は・・・


自分の意思で・・・
ZONEに入ることができるんじゃないのか・・・?



昴はこのZONEを、9歳の頃から何度も味わっていた。

弟に自らのダンスを伝えるために、彼女は完全な表現体になり続けた。


でも・・・
この人(観客)たちは!?
私がわかる!?
どうしたら、この世界を!!



ZONEに入ったスバルは、極限の集中の中

自らを完全なる表現体にして踊り続ける。


そして、ZONEの引力により

観客全ての集中力を極限まで引き寄せた。


・・・ うるさいぜ・・・やけに音楽が。
くそっ。



それは最初、観客には音楽が大きくなったというように伝わる。


音楽の音量上げてくなんて、こんな演出らしくない。
こんな小細工しなくても・・・


全ての観客がそう思った。


しかし、真実は驚くべき形で全ての観客に伝わる。




それは・・・呼吸音。

大音量で耳に届く音楽にまぎれて、昴の呼吸音が聞こえてくる。

それで全ての人は理解する。

音量を上げているのではなく、自分の耳が・・・

自分の目が極度の集中を強いられているということに。


99.9%の人は見ることが出来ずに死んでいくという世界・・・

ZONEを、昴は踊りを通じて観客に理解させたのである。


何かに似てると思ったんだ・・・この感じ。
そうだ・・・思い出した。

これって・・・
初めてマリファナ吸ったときのカンジ。



初日を完全なる成功として終了させ、公演は二日目に突入する。

そこには、通常では考えられない異様な光景があった。


俺は人の顔はよく覚えているんだ。まちがいない。
ほとんどが昨日と同じ顔ぶれだ・・・!

なんですって!?



麻薬のようなダンス・・・!

一度見たらやみつきになるような

見る人全ての心をつかむような

そんなダンス・・・


この一件で昴は時の人となった。


知ってた?ジョンレノンはFBIにマークされてたんだって。
大衆に絶大な影響力を持ち、その気になれば100万人規模のデモを組織できる、唯一の存在って。



この一件で昴はFBIにマークされるようになる。

大規模の人間を動かすことが出来る、一流のアーティストとして。


このような形で、ボレロ編は終る。



どうでしょう・・・

この迫力を伝えようとするとどうしても引用が多くなってしまって

どう考えてもこれはマンガを読んだ方がいいんじゃないか、という形になっておりますが・・・

ほんの一部だけでもこのマンガの魅力が伝わったのなら幸いです。
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コメントの投稿

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いやほんとそうなんですよね。
すごく面白くって人に勧めたいんだけれど、説明しにくい。

このまんがが大好きですw
らいむ | URL | 2010/07/01/Thu 22:02 [編集]
■らいむさん
コメントありがとうございます~
昴面白いですよね!
上手く面白さを伝えられれば良いのですが、中々難しく・・・
結局自分はとりあえず読んでもらうことにしていますw
さぎん | URL | 2010/07/01/Thu 22:30 [編集]
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ただ好きなダンスをして楽しく暮らしたい、小さくてもいい自分の居場所がほしいと思う主人公の昴(スバル)との思いとは裏腹に、普通の人から見るとどちらかというと幸せになれないんですね [続きを読む]
このマンガ大好き! 2011/08/07/Sun 01:51
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