■■ジャンプやアニメ・漫画などの感想・考察■■

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好きなマンガが映画化して有名になると、うれしい反面悔しい気分になるのは何故だろう。


マンガ読みというのは中々罪なもので、例えば自分だと以下のような矛盾を掲げているのです。

1.出来るだけマイナーで面白い作品を発掘したい
2.それを広めたい

もう完全に破綻しているのですが、そこに気づかないわけで・・・

いや、気づいてはいるのですが、これだけはどうしようもない性なわけで・・・


さて、この最終兵器彼女も、映画化してしまったようです。

そもそもマイナーな作品だったのか?と聞かれると、全然マイナーじゃあない気もするのですが

それでも、一抹の寂しさが自分の胸に残ったわけです。



ちせが、「つきあってください」と告白してきたのは5日前。
でも、ぼくはいまだにわからないでいる・・・


不器用なシュウジは、ちせに対して自分が本当にかけたい言葉をかけられず

ちせもまた、そのようなシュウジを恐がっていた。


しかしちょっとしたきっかけで誤解は解け、元々好き合っていた二人は

少しずつ自然な形で付き合うようになっていく。



けしからん!

ここまでみると、なんという甘ったるい物語なんだ。

という評価をしてしまいそうなものですが・・・


・・・しかしこの世界において、地球は既に限界を迎えていた。

人間は好きなだけ自然資源を利用し、それを再生させることなど全く考えなかった。

人類の歴史が開いてから度々起こってきた人類同士の争いを、止めることもしなかった。


その結果



この時代でもまた、残り少ない資源を争う戦争が勃発していた。


友人と買い物に来ていたシュウジは、この場所に居合わせてしまった。

日本の自衛隊の戦闘機が出撃するも、ほとんど撃退されてしまう。


その中で一機、小さいながらもダントツのスピードを誇り敵機を墜としていく戦闘機があった。

それは敵機をほぼ全て撃ち落した後、シュウジの目の前に着陸した。



・・・ごめんね、シュウちゃん・・・
あたし・・・こんな体になっちゃった・・・


ちせはこの戦争のために、日本政府によって最終兵器として改造させられていた。


抱きしめた彼女の心臓は、音がしなかった。


詳しいことは分からないが、ちせは最終兵器となってしまった。

すでに大部分が人間ではなくなってしまった体はメンテナンスを必要とし

意識が一瞬吹っ飛びそうなほどの薬を飲まなければいけなかった。

自衛隊から支給されたポケベルを持ち、有事の時には連絡が来た。


この後ちせは、敵が攻めてくるたびに出撃した。

そして、戦闘をつむごとに強くなっていった。

経験を積み強くなっていった彼女は、全ての敵を一撃の下に葬り去るようになった。


ついには戦闘のときは意識がなくなってしまうようになり

無意識で戦うちせは、街を一つ消し去ってしまう。


これまでは

自分ひとりが我慢すれば・・・

自分ひとりが全ての罪を背負えば・・・

と考えていたちせも、その罪の重さに耐えることが出来なくなってしまう。



多くの人間を殺してきた自分を

決して許されることの無い罪を犯している自分を

この世から無くして、自分をこの重荷から解放してください。


その言葉を聞いた一人が、ちせに対して銃口を向けた・・・


これでようやく逃れることの出来ない罪から開放される。

これでようやく己の重ねてきた罪をこれ以上積み重ねないで済む。


だが、ちせの頭にシュウジと付き合うことになった告白や

シュウジとこれから自分が積み重ねていくであろう恋人同士のやり取りが浮かんだ。


うぁああああっいやだ。
し・・・死ぬのはいやだよ・・・ あああああ!

たくさん人、殺してるくせに。
自分だけ死にたくないなんて・・・ なんて女なんだよぉ・・・




昔からずっと好きだったシュウジに、やっと好きと伝えることができ

昔からあこがれであったシュウジの彼女に、ようやくなることができた。


彼女は決心する。

もう、世界中の誰も自分を許してくれないから

いつか自分だけは・・・

この許されざる自分の罪を、自分だけは許してあげようと。

「好きな人がいます」、「生きていたいです」

この2つっきりのことを、私だけは・・・
許してあげたいと思うんです。




罪の意識を、夢にまで抱いて。



自分の周りの人は、この作品に対して

「救いが無い」

という評価をしがちなのです。

実際にこの紹介を読んでも、自分ですらどこに救いがあるのかが分かりません。


しかしこの作品は、滅びてしまう地球の最後のラブソングとして描かれており

作品全体を通して色々なところのつじつまを合わせようとすると、その中から救いが現れます。


親しい友人の死

戦場で出会った仲間たちの死

その他数え切れないほどの悲しみの上に

しっかりした存在感をたたえるラブソング。

これは、そんな作品です。


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( ´∀`)つ ミ
パス外しましたですしおすし。
リンクは・・・言わなくても分かっているわね?
円之丞 | URL | 2008/06/20/Fri 15:20 [編集]
キタコレ
連絡ありがとうですー。
早速お邪魔しましたw
さぎん | URL | 2008/06/20/Fri 22:32 [編集]
奥が深いね(゚∀゚**
これちょっとだけ読んだ事あるお!
ゆめ | URL | 2008/06/24/Tue 15:00 [編集]
これは中々にツライ物語ですよ・・・
ただ、結構面白いので、機会があったらもう一度読むことをオススメしますえ。
さぎん | URL | 2008/06/25/Wed 06:34 [編集]
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