■■ジャンプやアニメ・漫画などの感想・考察■■

この男になら抱かれてもいい。

一瞬そのような考えが頭をよぎるような悪党が満載のマンガです。

油断すると自分だけでなく、自分のウホ心が奮い立ってしまいそうな

それほどにカッコいい悪党が沢山出てきます。


しかしながら・・・


※ハヤテのごとく!の一コマ

実にもっともな意見なわけで、自分を何とか保とうとするのです。


さて、この作品ですが

「ざわ・・・ざわ・・・」などの表現で有名な、福本先生の作品です。

福本先生はこれ以外にも様々な名作を世に出しています。

アカギ、天、カイジ、零 などがそれに当たります。


この「銀と金」ですが

福本作品の中では珍しく伏線が全く回収されていない作品で

打ち切りかと思いきや、実は休載という形で連載が終了しているようです。


しかしながら自分は福本作品の中でも、特にこの作品を愛しているのです。

この作品は、他の作品には見られないほどの悪党が主人公です。

彼や彼の仲間は、裏の世界を嫌いながら裏の世界に住み、裏の世界から世の中を見ている。

周りには殺したい人間ばかりだが、そいつらを決して殺しはしない。

全ては、己の野望のために。


野望を抱く男は、何故これほどにも格好いいのか。

この格好良さに、自分は惹きつけられるのです。



■平井銀二


まるで悪魔・・・
人の心・・・そのスキをつく天才・・・!


最近裏の世界でメキメキと頭角を現してきた男。

悪魔じみた思考力を持ち、相手の心を操りそのスキを突く天才。


ルパンが盗んだのは某お姫様の心でしたが・・・

平井銀二は大切なものを盗んでいきました。
それは、あなたの人生です。

まさに、こんな感じ。


■森田鉄雄

この物語の主人公。


・・・金・・・?
うっ・・・!


平井銀二と出会う前は、競馬にお金をつぎ込み散財するという、典型的なジャンキー。

競馬場に舞い散るハズレ馬券がお金に見えるという末期症状。


この物語は、平井銀二が森田を仲間に誘い入れるところから始まる。


明朝・・・3時間ほど時間とれねぇか・・・?
日当は10万出そう。


怪しくも思いながら、その仕事を引き受ける森田。

次の日に森田の前に現れた銀二は、不正融資をネタに強請りとった10億をトラックに積んで現れる。


平井銀二はその10億のうち9億5000万を裏金融、暴力団、銀行への裏預金に回した。

そして・・・

じゃあ、今日最後の取引といくか・・・


・・・五千万だ・・・!
泥をかぶらなきゃ
お前には生涯つかめない金・・・


なぁ森田くん
人をひとり・・・
殺してもらいたい。



平井銀二に魅かれ惹きつけられ、ともに仕事をしていく中で森田の裏世界での才能が磨かれていく。

悪党の世界を見た森田は、凡人の人生を薄っぺらいものと感じるようになる。


オレは悪党になる・・・!

この後、森田は独力で

傲慢な画家との勝負で、見事に相手の欲を煽り相手を陥れ

御曹司の息子とのポーカーの勝負で、相手のイカサマを逆手に取り勝利を収める。


悪党として裏社会の中で成長していく森田。

その森田にある野望が芽生える。


オレの知り合いで「銀」と呼ばれている人間がいる。
その人間を超えるのが望みだ。



欲の世界を突っ切った先に
世界がある・・・


鬼がいるのか・・・
ひょっとして仏でもいるのか。
案外、そこに座っているのもやはり人なのかもしれない。


その世界を覗くことがスケールにつながり、少しでも銀二に近づけるのではないか。

そのような野望を抱き、様々な勝負に挑んでいく。



この作品は・・・

ごらんの通り、絵がアレです。

しかしそれゆえに布教活動が非常に面白い作品でもあります。


この絵はねぇよ・・・、とか言っていた友人が

1冊、2冊と読むにしたがってこの絵の虜になるというプロセスが・・・たまらんのです。


昔は流石にこの絵は女の子には向かないかな・・・とか思っていたのですが

最近はどうやらこれらの福本作品も、腐女子の餌食となっているようです。
(参考URL:http://image.blog.livedoor.jp/dqnplus/imgs/f/5/f5200055.gif


何故なんだぜ・・・

とか思っていたら



アッー!


納得の一コマがご丁寧にも用意されておりました。



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