■■ジャンプやアニメ・漫画などの感想・考察■■

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彼の地を去る時 人は聖地を胸に宿す
時に忘却の彼方 しかし誰もが持つ聖地
そこに-あなたは いた
確かにあなたはそこにいた



高校の頃に友達に教えてもらい、単行本を集めだした

多くの友達に貸し、その多くを筋トレへと導いた

自分の価値観に多大な影響を与え、今なお胸に大きな存在感を残している

ホーリーランドが・・・

ついに、終わりを迎えました。


キングとの戦いを経て、街を卒業するためにマサキと闘い、迎えた最終話では

ユウは正に生ける伝説の通り名にふさわしい風格を得ていました。


自分が変わりたいと願う人
傷から自由になりたいと願う人
強さを欲する人
居場所を欲する人
その人たちに”届け”と想って描いた。
それは”あなただ”という想いを込め、ユウ と名づけた。

(作者の巻末のコメント)


最初は引きこもりであったユウが、伝説まで登りつめたこの物語は

あなたも変われる、という作者のメッセージが隠されていたようです。


さて

この作品のタイトルともなっている”ホーリーランド”という言葉について少々触れてみます。

先日出版された第18巻には、”ホーリーランド”についての重要な記述があります。

・胸の中 同じ聖地を持つ 同士として
・いつも僕の・・・胸に 消えない聖地が・・・!
・大人世界と子供世界の間 ホーリーランドは存在する
・彼の地を去る時 人は聖地を胸に宿す
・時に忘却の彼方 しかし誰もが持つ聖地

などなど

この漫画を読んでいて、初めの頃に何となく感じていたのは

ホーリーランド=居場所ではないか?

ということでした。


なお、1巻の一番初めに作者はこう記述しています。

子供世界と大人世界の間 そこにホーリーランドは存在する
甘やかな法と 暴力のリアルが支配する 隔絶された世界


この記述だけだと

ホーリーランド=街

という風に解釈できるわけですが・・・


ここで、上記の記述を踏まえて改めて考察してみると

ホーリーランド=友人と過ごした青春の1コマであり、居場所+心の拠り所

などといった意味合いを含んでいると考えられます。


胸の中に化け物を飼い、時に暴走してしまうこともあるかもしれないけど

過ちを犯してしまうその度に、ユウは仲間に助けられるのです。

こういった仲間の大切さといったものが、ホーリーランドを構成する一つだったわけです。


この連載を通じて、作者もユウ達から多くのことを学び、成長していったのでしょうか。

作者の中でのホーリーランドという言葉の意味が、確実に変化していることが見て取れます。


連載が終了した今でも、自分の中に終らないユウ達の物語が形を成しています。

この物語から離れたとき、自分の胸には確かなホーリーランドが積み重なる気がします。

胸の底のほうにあり、時に大きな拠り所として重要な意味を持つであろうホーリーランドが。


君は変わる 変われる
また いつか街で会おう






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あなたは自分のホーリーランド(居場所)はあるだろうか。

自分自身は正直あるとは言い切れない。

ホーリーランドは周辺の人間関係によって常に変化していき

それゆえに人は絶えずホーリーランドを求め続けているといっても過言ではないと思う。


このマンガは自分のホーリーランドを捜し求める青年たちの物語であり

そこには暴力やイジメなどの描写も多い。

集団によるリンチやドラッグなどの犯罪も描かれている。

しかしこのマンガは是非多くの人に読んでもらいたい。

このマンガには青年たちの青春と激しい葛藤が詰まっている。

自分の居場所、本当に大切なものが何かを考えさせられるマンガである。


さて先日発売された17巻。

いよいよ物語りも終盤に差し掛かり物語が収束していくことを感じる1冊でした。

ホーリーランドを捜し求めて街に出た主人公の大切なものを幾度となく壊してきた八木が

今回は主人公の彼女マイを監禁する。

その様子をケータイで確認した主人公は


八・・・木・・・

オマエは・・・もう・・・僕を・・・殺せ!!!

でないと僕は・・・




もう・・・オマエを!! オマエ達を・・・
殺してしまう!!!



溢れてくる怒りを自らに強引に押し込み

八木たちのサンドバックとなる主人公。

両腕の関節を外され、なすすべもなく崩れ落ちた主人公。

そこに小さなすれ違いにより道を外しかけていたショウゴが登場する。

そしてシンと共に監禁されているマイを救出した、ということを主人公に伝える。

ショウゴの言葉により緊張の糸が切れた主人公は・・・


こ・・・怖かった!

もう・・・ダメ・・・だって・・・

も・・・全部・・・!

終る・・・何もかも・・・

大切なモノ すべて・・・失う・・・と・・



ユウのその言葉でショウゴは

今は亡き、幼き頃から憧れていた父の言葉を思い出す。


強くなれよ 強く・・・!

うん! 僕強くなる!
でもどうして・・・?
どうして強くなくちゃいけないの?

大切なものを 守るために・・・



父の言葉を胸に抱き

がむしゃらに強くなろうとした。

・・・目的も忘れ。


ショウゴは今ようやく思い出した。

その手に入れた強さで守るべきものがあることを。



大切なモノ・・・オレ
持ってたよ


それはユウやシンなどの親友。

そして彼らと作っていくホーリーランド。

ショウゴは大きな回り道をしてようやく気づくことができた。

本当に大切なものが何であるのかを。


守るべきものが明確に分かったショウゴ。

今までコンプレックスとしていた自分の身体の小ささを受け入れ

最適な格闘スタイルをとる。

そして空手の「武」の強さで相手を圧倒し

パトカーのサイレンが鳴る中、相手にとどめの一撃を入れる。


キズだらけの主人公・・・

動かなくなった相手・・・

そしてその相手に止めをさしたショウゴ。

その中に警察が踏み込んだ。


ショウゴはこれまでの己の罪を償うため

全てを主人公に託し、警察に捕まる。


神代ォォォ!!

いつか オマエ・・・言ってくれたよな・・・
友達だと・・・

オレもだよ・・・オレも・・・
親友だと思っている。




これからもずっと・・・
神代



彼らは似すぎていた。

自分の力では何も出来ない何かにぶつかり

ただただ強さを求めた・・・

その結果二人は戦い、お互いの境遇の類似に気づいていく。


ショウゴ君
僕もだよ ずっと・・・・!



ショウゴから全てを託された主人公。

全てを終らせるべく、この騒動の裏に君臨するキングへとその拳を向ける。



さて・・・

17巻の主人公の主な動きを追ってみました。

今度の18巻が最終巻となるようです。

これまでに無い熱い展開となっており

これがどのように完結するのか

17巻が発売されたばかりですが、非常に楽しみです。



画像の出展:森恒二、ホーリーランド(JetsComics)


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